【瑞穂町】身近な自然に息づく生命の輝き 名執修二写真展「狭山丘陵の野鳥」開催!
名執修二 写真展「狭山丘陵の野鳥」
自然豊かな狭山丘陵は、雑木林や谷戸地、湖など多様な環境が保たれ、多くの野鳥に出会える場所です。この写真展では、狭山丘陵やその周辺で名執修二氏が出会った野鳥たちの生き生きとした姿をお楽しみください。
会期:2025年10月25日(土)~11月29日(土)
時間:9:00~17:00
会場:瑞穂町郷土資料館けやき館 2階展示ギャラリー
入場:無料 休館日:会期中の11月17日(月)
協力・撮影者:名執 修二 氏(日本野鳥の会 奥多摩支部会員)
※尚、ギャラリートークも予定されています。
日時:2025年11月24日(月・振休) 14:00~15:00

瑞穂町にも広がる狭山丘陵は、首都圏に奇跡的に残された「緑の孤島」です。里山の景観が維持され、狭山湖・多摩湖の水源林も残るこの場所には、210種以上の野鳥が生息する貴重な自然が今も息づいています。
この写真展は、狭山丘陵で20年近く野鳥の観察・調査を続けてきた写真家、名執修二氏のライフワークとも言える記録写真を展示しています。身近な場所に暮らす野鳥や、渡り鳥として飛来する野鳥たちの、普段見ることのできない生き生きとした生態をご覧ください。私たちの生活圏と隣り合わせでたくましく生きる、野鳥たちの生命の息吹が感じられる多くの写真が展示されています。

写真展が開催されている、2階の展示ギャラリーは、照明が控えめに設定され、名執修二氏が捉えた野鳥の記録写真が際立つ空間になっています。まるで目の前で野鳥が躍動する瞬間を捉えたかのような臨場感をご体感いただけます。

代表作品「キジバト・スズメ」
餌となる大好きなヒマワリの種を巡り、留鳥であるキジバトとスズメが採食場所で緊張感のある「にらみ合い」を見せた瞬間を捉えた作品です。この写真は「全日本鳥フォトコンテスト in JBF 2014 生態・行動部門」でMyBook賞を受賞しています。(撮影:2013年7月)
代表作品「スズメ」
炎天下、ひまわりの花の下で休むスズメに別のスズメが近づく、微笑ましい一瞬を捉えた作品です。この写真は「ひまわりガーデン武蔵村山フォトコンテスト201」で佳作を受賞しています。(撮影:2013年8月)

展示写真:名執修二氏(日本野鳥の会 奥多摩支部会員)
代表作品「ハクセキレイ」
留鳥であるハクセキレイが、丘陵地の湿地に隣接するスクラップ置き場で子育てをしました。親離れをした後も、幼鳥はしばらくこの周辺で生活する姿を捉えた写真です。
この写真は「全日本鳥フォトコンテスト in JBF 2014 環境部門」で入選しています。(撮影:2014年7月)
この作品と並んで展示されているのは、「ハクセキレイ」の求愛行動の一周を捉えた写真です。オスがメスの周りを何度も回る様子を捉えています。(撮影:2017年4月)

展示写真:名執修二氏(日本野鳥の会 奥多摩支部会員)
名執修二 写真展「狭山丘陵の野鳥」の展示会場となっている瑞穂町郷土資料館 けやき館はこちら↓
※取材にご協力いただきありがとうございました。





