【羽村市】国指定重要有形民俗文化財の旧下田家住宅は春の日差しに包まれています。

 春の陽光に包まれ、時を重ねた風格を漂わせる旧下田家住宅は、江戸時代末期の農家の暮らしを今に伝える貴重な文化遺産です。

2025年4月 羽村市郷土博物館 旧下田家住宅の台所用品の展示

写真提供:羽村市郷土博物館

 2025年4月12日時点では、敷地内の赤門周辺は桜が見頃を迎え、写真撮影を楽しむ人で賑わっていました。

2025年4月 羽村市郷土博物館 旧下田家住宅の赤門

写真提供:羽村市郷土博物館

家屋の土間に入ると、そこには江戸時代に使用されていた、かまどや羽釜、囲炉裏など、当時の生活を偲ばせる台所用品や、鍬、鎌、鋤といった農耕具が所狭しと並んでいます。土間のたたきの床や、煙出しの天井など、当時の家屋の特徴も残されており、歴史を肌で感じることができます。

2025年4月 羽村市郷土博物館 旧下田家住宅の台所用具

写真提供:羽村市郷土博物館

 ここは居住スペースです。囲炉裏を囲んで人々が語り合う、当時の賑やかな声が聞こえてくるかのように再現されています。高く、煙に燻された天井が印象的です。

2025年4月 羽村市郷土博物館 旧下田家住宅の居住室

写真提供:羽村市郷土博物館

旧下田家住宅は多摩川のほとりに佇み、満開の桜に囲まれた茅葺屋根の家屋は、まるで時が止まったかのような美しい光景です。歴史を感じさせる建物と、春の息吹を感じさせる桜のコントラストは、訪れる人々に深い感動を与えています。

2025年4月 羽村市郷土博物館 旧下田家住宅の桜

満開の桜に囲まれた茅葺屋根の旧下田家住宅が展示されている羽村市郷土資料館はこちら↓

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