【瑞穂町】瑞穂町郷土資料館耕心館の庭では、色とりどりの山野草の春の花が見頃を迎え、美しい景色が広がっています。穏やかな春の陽射しの中、可憐な山野草をゆっくりと散策しませんか。
瑞穂町郷土資料館耕心館の庭では、2025年4月26日時点で、様々な山野草の春の花が見頃を迎えています。色とりどりの花々が咲き誇り、庭園を美しく彩っています。春の穏やかな陽射しの中で、山野草の可憐な姿をゆっくりと散策してみませんか。

写真提供:瑞穂町郷土資料館耕心館
江戸末期に建てられた旧家は、豪農の邸宅として使われた後、様々な事業を経てフランス料理店となりました。そして平成13年、耕心館として新たな命を与えられました。母屋には養蚕を行っていた当時の構造が残り、大正時代に建てられた離れの和室では、貴重な建具を見ることができます。和と洋が融合したこの建築には、そこに生きた人々の営みが深く刻まれています。

写真提供:瑞穂町郷土資料館耕心館
これは耕心館の庭に自生するクマガイソウの花です。環境省の絶滅危惧種に指定される希少なラン、クマガイソウが見頃です。ラン科の多年草で、土から20cmほどの高さに直径10cmほどの袋状の花をつけています。

写真提供:瑞穂町郷土資料館耕心館
これは、ユキモチソウです。 ユキモチソウは、花の中央部にある白い付属体が雪のように美しく、つきたての餅を連想させるサトイモ科の多年草です。本州や四国の一部に自生しますが、園芸目的の採集などで数を減らし、こちらも絶滅危惧II類(VU)に指定されています。

写真提供:瑞穂町郷土資料館耕心館
一見サルビアに似たタツナミソウは、煙管状のユニークな花を同じ方向に重ねて咲かせます。その花姿が波立つように見えることから、この名が付けられました。

写真提供:瑞穂町郷土資料館耕心館
これはオキナグサの種子。既に花は終わりましたが、後に現れる白い毛に覆われた種子は、まるで老人の白髪のよう。その様子が名前の由来となり、風情を感じさせます。

写真提供:瑞穂町郷土資料館耕心館
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