【羽村市】「おむすび」に込めた「結ぶ」想い。三光米飯が贈る、家族のぬくもりと安らぎの味。
三光米飯は、人柄の良いご夫婦と娘さんが営む、アットホームなおむすび屋さん。温かい雰囲気が魅力です。テイクアウトとイートインが可能で、イートインでは、お味噌汁と自家製漬物が付き、大満足のボリュームです。おむすび1個でも十分な量なので、2個だとかなりの食べ応えになります。季節の混ぜおむすびなど、限定メニューも充実しており、足繁く通いたくなる、おむすび屋さんです。これは店主おすすめの三光いなりです。色鮮やかな創作いなり寿司。油揚げを器に見立て、錦糸卵、鶏そぼろ、青菜が美しく盛り付けられています。手軽ながらもボリューム満点で、まるでミニ丼のようです。定番のいなり寿司とは一味違う、見た目も楽しい一品です。ピクニックやおもてなしにも喜ばれそうな逸品です。
これは辛味噌おむすび、海苔で包まれた三角おむすびから、鮮やかな色の辛子味噌があふれ出ています。ご飯と辛味噌の組み合わせは相性抜群で、食欲をそそります。一口食べれば、ピリッとした辛さと奥深い旨味が口いっぱいに広がり、ご飯が止まらなくなりそうです。これはおむすび専門店の逸品とも言えます。
これはめんたいことおかかのおむすびです。めんたいこのおむすびは、ピリ辛でプチプチ食感の明太子が特徴。ご飯と海苔に合う、定番の旨辛おむすびです。一方、おかかのおむすびは、醤油で味付けした鰹節の深い旨味が魅力。素朴でどこか懐かしい、家庭的な味わいが人気です。
2025年6月時点での、おむすびメニューを拝見すると、定番おむすびが12種類、お肉とその他の具材のおむすびが4種類、そして、特別なおにぎりとして季節のおむすびとまかないおむすびがあります。この他に、イートイン限定の3種類があり、種類の多さに驚きます。これらのおむすびは 有明海苔で包まれています。その他にも海苔で包まない混ぜご飯のおむすびが8種類あります。 これは人気のとり大根のおむすびです。鶏肉の旨味と大根の優しい食感、そして大根に染み込んだ煮汁の味が、ご飯とよく合います。
これは季節のおむすびの「大葉香るサバの照り焼き」です。大葉の爽やかな香りが、サバの照り焼きの濃厚な味と良いコントラストを生み出し、後味をさっぱりとさせています。彩りも豊かなおにぎりです。店主の娘さんによると、おむすびに使用しているお米は、富山県入善町産の「こしひかり」とのことです。このお米は、立山連峰の雪解け水の恵みを受けて育ち、粘りと甘みが強く、冷めても美味しく食べられるのが特長です。次におむすびに使われている海苔は、熊本県宇土市産の「有明海苔」が選ばれています。このお店ではおむすびの海苔にこだわり、有明海苔ならではの風味や口溶けの良さを重視しているそうです。そして、卵かけご飯(TKG)などに使用される卵は、青梅市にある「かわなべ鶏卵農場」のものが使われています。このように、このお店は提供する料理の要となるお米、海苔、卵といった素材一つ一つを、産地や品質にこだわりを持って厳選していることがうかがえます。
店内は、カウンター席が10席、小上がりのテーブル席が1卓4人席があり、大きな窓から優しい日差しが差し込む清潔で明るい雰囲気です。
このお店は家族経営で、人柄の良いご夫婦(店主はお母さん)と娘さんの3人で営んでいます。娘さんのお話では、「三光米飯」という屋号は、「三」という数字に縁があることから名付けられたそうです。また、「光」には、これからの未来に向けて、三光酒飯や三光麺飯など飲食業に留まらず、動物関係など様々な事業を通して、さらに次の光へと繋げていきたいという思いが込められており、まずはおむすび屋さんからスタートしたとのことです。さらに、店名を「おにぎり屋」ではなく「おむすび屋」としたのは、「心を結ぶ」という想いを込めて、どこか懐かしく、ほっとできる場所を提供したいという開店時の目標があるためだそうです。
そんなおむすび屋の三光米飯はこちら↓
取材にご協力いただきありがとうございました。