【青梅市】国民的作家 吉川英治、新たな魅力開花! DMM GAMES「文豪とアルケミスト」コラボ展
広報おうめ 令和7年7月15日号(10頁)によると、「文豪とアルケミスト」とのタイアップ展が2025年7月19日から9月30日まで青梅市吉川英治記念館展示室で開催されています。吉川英治の作品は、現代の漫画やゲームにも影響を与え、新たなファンを増やし続けています。この国民文学作家のさらなるファン層開拓のため、DMM GAMESが配信するゲーム「文豪とアルケミスト」とのタイアップ展は、今回で5回目の開催となります。吉川英治記念館は、午前10時から午後5時まで開館しており、入館は午後4時30分までです。このタイアップ展では、吉川英治、小泉八雲、江戸川乱歩といったキャラクターの等身大パネルが設置され、「文豪とアルケミスト」のオリジナルグッズも販売されます。来館者には、第1弾として特製の紙製うちわがプレゼントされる予定です。休館日は毎週月曜日で、月曜日が祝日の場合は翌平日が休館となります。記念館ではお得な年間パスポートも販売されており、障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料で入館できます。また、市内の小・中学生は土曜日、日曜日、祝日には無料で入館できます。記念館へお越しの際は、公共交通機関の利用が推奨されています。
吉川英治は1944年に現在の青梅市柚木町に移り住み、約9年間を過ごしました。彼は自身の家を「草思堂」と名付け、そこで代表作の一つである「新・平家物語」などを執筆しました。吉川英治は1962年に亡くなるまでに、「三国志」や「宮本武蔵」など数多くの歴史・時代小説を世に送り出し、現在も読み継がれています。その功績により、1960年には文化勲章を受章し、1962年には青梅市で二人目の名誉市民となりました。吉川英治記念館は1977年から財団法人吉川英治国民文化振興会が運営していましたが、2020年4月に青梅市に寄付され、同年9月7日からは市の施設として新たに開館しました。

プレスリリース(文豪アルケミスト PART Ⅳ)より
2024年の「青梅市吉川英治記念館×文豪とアルケミストPART4」では、吉川英治の新発見原稿の他、菊池寛、松本清張、広津和郎の直筆原稿や書簡、さらに明治末期から大正期に青梅を訪れた北原白秋や若山牧水の関連資料が展示され、吉川英治、北原白秋、若山牧水のキャラクター等身大パネル設置とオリジナルグッズ販売により、多くのファンを集め盛況を博しました。

プレスリリース(文豪アルケミスト PART Ⅳ)より
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