【羽村市】星野富弘さんの詩の世界を音楽で! 羽村市「メモリアルコンサート」開催

羽村市が主催する「プリモホールゆとろぎ開館20周年特別記念事業」として、2025年12月7日、星野富弘さんの心温まる詩の世界を音楽で楽しむ「星野富弘 メモリアルコンサート」を開催します。
花の詩画作家として知られる星野富弘さんの詩を、ソプラノ歌手の西由起子さんと女声アンサンブル「ミント・フレイバーズ」が美しいメロディーに乗せて朗読・歌唱します。
チラシの中央には、星野富弘さんの詩の一部、「苦しくてどうしようもない時 いつもすがってることばがあった 神様がいるんだ なんとかなる そしていつも なんとかなった」を引用し、コンサートのテーマを表現しています。ぜひこの機会に、星野富弘さんの詩の優しさと力強さを、音楽と共に体感してみませんか。

2025年12月 メモリアルコンサート 1

星野富弘 メモリアルコンサート「心あたたまるひとときをご一緒に」に出演する主要アーティスト3組のプロフィールの紹介。 

指揮&朗読:西由起子(にしゆきこ)
指揮と朗読の役割を担っています。東京藝術大学声楽科を卒業し、大学院修了後にドイツへ留学しました。国際コンクール入賞経験があり、星野富弘さんの詩による楽曲を、作曲家のなかにしあかね氏と同級生として初演・CDリリースしました。各地の教会や富弘美術館でのコンサートにも招かれています。フェリス女学院大学の講師、ミント・フレイバーズの指揮者も務めています。女声・器楽アンサンブル ミント・フレイバーズに所属しています。

女声&器楽アンサンブル:ミント・フレイバーズ
女声アンサンブルは、西由起子さんの声楽門下生や大学卒業履修生を中心に結成された約20名のグループです。声楽、ピアノ、ヴァイオリン奏者が在籍し、柔らかく透明な響きで日本の作品から宗教曲まで幅広いレパートリーを演奏します。関東の富弘美術館や詩画展でのコンサート出演実績があります。ピアノは蓼沼明子さんが担当しています。

ピアノ:蓼沼 明子(たでぬまあきこ)
東京藝術大学卒業、大学院修士課程修了。2011年からソロリサイタル10回開催、室内楽コンサートにも多数出演。東日本大震災復興支援コンサートにも参加。ピアノ、オルガン、チェンバロの演奏も行う。複数の音楽ユニットのメンバーとしても活動。

2025年12月 メモリアルコンサート 2

星野富弘さんの詩をモチーフにした楽曲を、ソプラノと女声アンサンブルが演奏します。「なんとかしなさい」(ヒメジョオン)、「冬の枝」、「日日草」の他、ふるさとや四季を歌う曲、クリスマスメドレーも予定しています。

コンサート会場はプリモホールゆとろぎ 大ホールです。JR青梅線 「羽村駅」 東口から徒歩8分です。お問い合わせ先は羽村市教育委員会 生涯学習推進課(プリモホールゆとろぎ内)です。

2025年12月 メモリアルコンサート 4

星野富弘さんは、1946年に群馬県で生まれた花の詩画作家です。1970年に体育教師となりましたが、クラブ活動指導中の事故で頸髄を損傷し、手足の自由を失いました。1972年から口に筆をくわえて詩や絵を描き始め、1982年には高崎市で初の「花の詩画展」を開催。その後、全国各地で開かれるようになりました。1991年には群馬県東村(現みどり市)に村立富弘美術館が開館し、1994年以降は海外でも詩画展を開催。2021年には美術館の開館30周年を迎え、入館者数は700万人を超えました。星野さんは2024年に逝去され、みどり市名誉市民(第一号)の称号が贈られています。詩画は教科書にも掲載され、『愛、深き淵より。』や『花の詩画集』など多数の著書があります。

2025年12月 メモリアルコンサート 3

プリモホールゆとろぎ開館20周年特別記念事業として開催される「星野富弘 メモリアルコンサート」が開催されるプリモホールゆとろぎはこちら↓

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