【羽村市】「むかしのくらし」ってどんなもの?羽村市郷土博物館でタイムトラベル!

羽村市郷土博物館では「むかしのくらし」をテーマにした企画展が開催されています。スイッチひとつでご飯が炊ける炊飯器も、自動で洗ってくれる洗濯機もなかった時代、人々はどのように毎日を過ごしていたのでしょうか。会場に並ぶ道具たちを見つめると、今の暮らしとの違いや、当時の人々が凝らした驚きの工夫が見えてきます。さらに今回は、スマホもパソコンもない時代に、人々がどうやって情報を手に入れていたのかを探るコーナーも登場!
便利な道具に囲まれた今だからこそ、あえて「不便だったころ」の知恵に触れてみませんか?
・期間:令和8年1月7日から1月25日
・入館時間:午前9時から午後5時
・会場:館内の学習室
・休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
・入館料:無料

2026年1月 まゆ玉かざり 10

むかしの子どもたちは、どんな服を着ていたの?
展示されているのは、昭和初期ごろまでの子どもたちの装いです。色鮮やかな着物とちゃんちゃんこが目を引きます。これらは、かつての子どもたちが大切に着ていたものです。  自動で洗濯ができる現代とは違い、一枚の布を大切に扱い、何度も仕立て直して着るのが当たり前だった時代。ちゃんちゃんこの中綿の温かさには、寒さから子を守ろうとする親のぬくもりが込められています。華やかな柄からは、子どもの健やかな成長を願う家族の愛情が伝わってくるようです。
足元を見てみると、わらで編まれた「ゆきぐつ」や木製の「下駄」が並んでいます。 今の私たちが履いているスニーカーやブーツとはずいぶん形が違いますね。雪の日や雨の日、当時の子どもたちはこれらを履いて、元気に外を駆け回っていたのかもしれません。便利な道具がなかった時代、身近にある自然の素材を使って、工夫しながら生活していた様子が浮かび上がってきます。

2026年1月 むかしのくらし 1

「不便さ」を豊かさに変える工夫
電気が普及していなかった、あるいは貴重だった時代、明かりや熱、音を得るためには手間をかける必要がありました。
火を灯す道具
スイッチ一つで明るくなる照明はありません。ランプに油を差したり、「ぼんぼり手燭」を手に持って歩いたりと、火を身近に感じる生活を送っていました。
暖を取る工夫
寒さをしのぐために、懐炉に火種を入れて持ち歩くなど、限られた熱を大切に分け合っていました。
音楽の楽しみ
手回し蓄音機は、ハンドルを回してゼンマイを巻き、針を落として音を鳴らします。音楽を聴くことは、今よりもずっと手間のかかる、贅沢で特別な時間でした。レコードも大切に取り扱われ、専用の木製ケースがありました。

2026年1月 まゆ玉かざり 4

懐かしい農具が語る、手仕事の時代の知恵
この展示室に並ぶ道具たちは、かつての日本の農村において、人々の手足となって働いた大切な道具ばかりです。
牛乳缶
錆びた鉄製の容器は牛乳缶です。絞りたての生乳を運ぶためのものです。背景の白黒写真にも、缶を肩に担いで運ぶ人々の姿が写っています。当時は冷蔵技術や輸送インフラが未発達だったため、重い缶を人の力で集荷所まで運ぶのは大変な重労働でした。
背負い籠
太い帯状の素材で編まれた大きな背負い籠は、農作業に欠かせない道具でした。収穫した野菜、畑の肥料、山から切り出した薪など、日本の農村では、この籠が最も頼りになる輸送手段でした。

箕(み)
中央にある竹製の箕は、脱穀後の穀物を振るってゴミを取り除く道具です。農家は箕を上下に煽り、風の力によって殻や埃を飛ばし、重く実った穀物を手元に残します。機械がない時代、自然の風と人間の感覚を組み合わせた選別作業が行われていました。

鍬(くわ)
右側の長い柄の道具は鍬です。三股の鍬は硬い土や石の多い地面を耕すのに、平らな刃の鍬は種まき用の畝を整えるのに使います。鍬は使い手の身長や力に合わせて調整され、使い込まれた柄には長年土と共に生きてきた人々の暮らしの記憶が刻まれています。

一見不便で手間がかかりそうですが、これらの道具は、壊れたら修理し、古くなったら自然に還すという、循環型の暮らしと自然への敬意を伝えています。

2026年1月 まゆ玉かざり 5

モノクロブラウン管テレビ
昭和の家庭で主役だった日立製のモノクロテレビです。木目調の豪華なキャビネットが特徴で、ダイヤル式のチャンネルや大きなスピーカーを備えています。当時は単なる家電を超え、家族が集まる宝物のような存在でした。

2026年1月 まゆ玉かざり 7

JUKI製の足踏みミシン
昭和中期に普及したJUKI製の足踏みミシンです。足元のペダルを漕いで針を動かす仕組みで、当時は服の制作や修繕に欠かせない嫁入り道具の定番でした。黒塗りの本体に金色の装飾が施された、家庭の宝物として大切に使われていました。

2026年1月 まゆ玉かざり 8

「むかしのくらし」をテーマにした企画展が開催されている羽村市郷土博物館はこちら↓

取材にご協力いただきありがとうございました。

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