【瑞穂町】瑞穂町けやき館の企画展「地中に眠る記憶」の見どころと開催情報

東京都

瑞穂町郷土資料館「けやき館」では、企画展「地中に眠る記憶」を2026年10月24日から11月29日まで開催。開館時間は9時から17時までで、入場は無料です。会場では、町内で発掘された貴重な縄文土器や板碑などが展示されています。

瑞穂町郷土資料館けやき館で企画展「地中に眠る記憶」と講演会が開催中

瑞穂町の歴史を紐解く注目の企画展「地中に眠る記憶 —瑞穂町における発掘調査の歩み—」が、瑞穂町郷土資料館けやき館にて開催されます。

瑞穂町郷土資料館けやき館の企画展「地中に眠る記憶」と講演会のポスター案内板

企画展の開催期間・開館時間・入場料まとめ

・開催期間: 2026年10月24日(土)〜 11月29日(日)
・開館時間: 9:00 〜 17:00
・入場料: 無料
・関連イベント: 2026年11月29日(日)13:30〜15:00
 郷土歴史講演会「遺跡調査から見た瑞穂町の風土・歴史」(講師:内野正氏)

瑞穂町の遺跡から出土した土器や石器が並ぶ展示エリア

瑞穂町内の各遺跡から発掘された縄文時代の土器や石器が体系的に展示されており、当時の人々の生活様式を身近に体感することができます。縄文時代の住居跡や生活用具の展示では、狭山遺跡等の住居跡から出土した土器や、炉跡周辺から発見された遺物が紹介されています。

瑞穂町の遺跡から出土した土器や石器が並ぶ展示ケースとパネル解説

石畑狭山嶺遺跡の発掘調査成果と配石遺構の解説展示

「石畑狭山嶺遺跡」は、狭山丘陵の西端に位置し、南北に延びる細長い尾根と谷部からなる特異な地形に立地しています。集石遺構や土坑の検出により、古代の生活様相の解明が進められています。尾根部では8基の集石遺構、谷部では16基の土坑が確認されており、後者は狩猟用の陥し穴として機能した可能性が高いと推察されます。本遺跡は町内の調査として初めて、土層断面の剥ぎ取り保存や土壌分析といった自然科学的調査が導入されました。

石畑狭山嶺遺跡の解説パネルと発掘された石器・配石遺構の展示

瑞穂町長岡地区で出土した「石経塚多字一石経」の歴史的価値

昭和50年(1975年)前後の青梅街道拡幅工事に伴い、長岡地区から多数出土したのが「石経塚多字一石経」の展示です。

瑞穂町長岡地区で出土した「石経塚多字一石経」に関する解説パネル

法華経を刻んだ経石と中世の信仰です。収蔵数および特徴:当館には約160点以上の経石が収蔵されており、1石につき複数の文字が刻まれています。判読可能な約40点以上には、『妙法蓮華経(法華経)』の一節や「南無妙法蓮華経」の題目などが記されています。

墨や彫りで文字が刻まれた小石(経石)の拡大展示

中世の貴重な信仰資料「阿弥陀一尊種子板碑」と緑泥片岩の板碑群

石畑の川嶋家が保管していた南北朝時代の板碑など、瑞穂町内に残る中世の石造供養塔(板碑)も多数展示されています。

石畑川嶋家旧蔵「阿弥陀一尊種子板碑」についての解説パネル

応安3年(1370年)の銘を刻む板碑および保存技術の解説。緑泥片岩の表面には、阿弥陀如来を表す種子(梵字)、「応安3年(1370年)」の銘、および華瓶が彫り込まれています。摩滅した碑面の文字や装飾を明瞭に判読するため、拓本や片栗粉を用いた読み取り技術が紹介されています。

木枠に立てかけられて並ぶ緑泥片岩の板碑(中世の石造物)群

企画展「地中に眠る記憶」と講演会が開催中の瑞穂町郷土資料館けやき館はこちら↓

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