【羽村市】那賀排水樋管ゲート、自動化で安全確保へ!洪水時の職員の危険を解消、市民の命と財産も守る!
広報はむら 令和7年6月15日号によると、那賀排水樋管ゲートの開閉が自動化されたそうです。自動化工事が行われる前は、多摩川の水位が上昇したり、住宅地の雨水排水が必要になった際は、排水樋管ゲートの開閉が手動操作だったため、洪水時は職員の危険が伴いました。しかし、今回の工事でゲートの開閉が自動化され、市民の生命・財産、そして現場職員の安全が確保されるようになりました。 那賀排水樋管ゲートは、東京都羽村市羽中4丁目 (左岸)に設置されており、河口より54.0kmの場所にあります。
この那賀排水樋管ゲートの説明板によると、「この那賀樋管(ながひかん)の建設費の一部は郵便局の簡易保険・郵便年金の積立金から還元融資を受けているものです。」と書かれています。つまり、那賀樋管の建設資金の一部が、郵便局の簡易保険や郵便年金の積立金から融資を受けていることを示しています。最後に、「羽村町・羽村町郵便局」とあり、この樋管の建設に羽村町と羽村町郵便局が関わっていることが記述されています。
那賀排水樋管ゲートに関する情報が記載された銘板には、那賀樋管が羽村市の雨水排水を目的とした施設であり、羽村市長が管理者、京浜河川事務所が管轄していることが示されています。また、樋管の名称と具体的な設置場所も明記されており、この樋管の正式名称は「羽村排水区那賀樋管」と説明されています。
那賀排水樋管ゲートの先は多摩川に繋がっています。多摩川は天候の良い時は穏やかな流れですが、ひとたび大雨が降ると水位が高くなり、自然の脅威を感じるほどの大河となります。この下流には羽村堰があり、玉川上水の取水口へと流れていきます。この那賀排水樋管ゲートの設置場所は、非常に大きな意味があると考えられます。
多摩川との合流地点は、多摩川の豊かな自然に恵まれており、魚影や野鳥の姿も見受けられます。
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