【瑞穂町】東京手描友禅作品展が閉幕!伝統の技と受講者力作を振り返る
東京都瑞穂町の耕心館にて、2026年10月24日から11月3日まで開催されていた「第19回東京手描友禅作品展」および「耕心館友禅体験講座」受講者作品展が無事に終了いたしました。職人と受講生の情熱が詰まった盛況の会場の様子を振り返ります。

瑞穂町で魅了した伝統美!第19回東京手描友禅作品展の歩み
瑞穂町の耕心館1階では、伝統工芸士・阿部信行氏による「第19回東京手描友禅作品展」が開催され、多くの来場者で賑わいました。職人の手仕事による気品あふれる着物や額装作品の数々が、訪れた人々の心を捉えました。

会期最終日の11月3日には、第一線で活躍する阿部信行氏が在廊され、作品に込められた制作背景や想いを直接お話しいただきました。

会場に掲示された解説パネルでは、友禅技法と蝋縮緬技法を組み合わせた深い表現のこだわりが紹介されていました。構想から仕上がりまでの全11工程(構想・図案から上湯のしまで)を経て丹念に制作されました。受賞歴として、第12回日仏現代美術展「ロイユ賞」一席や、第69回第一美術展「文部大臣奨励賞」など数々の輝かしい実績を誇ります。

黄金色に染まる秋の山々を表現した着物作品は、自然の温もりと緻密な蝋叩きの技法が見事に調和していました。

立ち並ぶ木々の繊細なシルエットが浮かび上がる着物は、近くで見ても遠くで見ても深い味わいを感じさせてくれました。

生地を間近で見ると、木の葉の模様や染めの濃淡が非常に緻密に表現されており、職人の卓越した技術の高さに驚かされました。

壁面に飾られた額装作品では、日本の原風景や美しい自然のワンシーンが、手描友禅ならではの柔らかな色彩で表現されていました。
2階で開催された「耕心館友禅体験講座」受講者作品のご紹介
耕心館の2階では、1階の本展とあわせて「耕心館友禅体験講座」の受講者の皆さんが手がけた多彩な作品が紹介され、見どころとなりました。

受講者作品
温かみのある木の梁が特徴的な2階の展示ホールには、受講生の熱意が伝わる色鮮やかな作品の数々がゆったりと並んでいました。

受講者作品
中央のテーブルや壁面には、日頃の講座で培った技術を発揮したタペストリーや額装作品などが美しくレイアウトされていました。

受講者作品
受講者作品の中には、まるで本物のステンドグラスのような幾何学的で色鮮やかなバラ窓を表現した大作もあり、来場者の目を引く大きな見どころとなっていました。伝統工芸の深みと温もりを感じられた本展の余韻を胸に、ぜひ次の機会にはご自身でも足を運んで、日本の美しい手仕事の世界を体験してみませんか?
※取材にご協力いただき、ありがとうございました。
- 住所
- 〒190-1202 東京都西多摩郡瑞穂町駒形富士山317−1
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