【瑞穂町】左右の並びで時代がわかる?耕心館で楽しむ「ひな飾り」の奥深い世界と干支のつるし飾り
瑞穂町郷土資料館 耕心館では、隣接する「けやき館」との共催イベント「第20回 瑞穂のつるし飾り」が、2026年2月14日(土)から3月3日(火)まで開催されています。開館時間は10:00〜17:00です。2月23日は晴天に恵まれ、耕心館正門前にはキッチンカーが並び、多くの来館者で賑わっていました。

耕心館の1階展示スペースには、ボランティアの方々が手作りされた「つるし飾り」が多数展示されています。今回は干支にちなんだ「干支のつるし飾り」が飾られています。

2階の展示スペースには、大きなひな壇が展示されています。古来の日本では「左上座(さじょうざ)」という考え方がありました。これは、太陽が昇る東(左)の方が、沈む西(右)よりも尊いとする思想に基づいています。この伝統に従い、古風な飾り方では、向かって右(内裏側から見て左)にお内裏様、左にお雛様という配置になります。

これは、敷地内の土蔵に飾られたひな壇です。向かって左にお内裏様、右にお雛様の並びです。明治時代以降、日本は西洋文化を取り入れ始めました。西洋には「右上位(みぎじょうい)」(向かって左側が上位)というルールがあり、それに倣って、向かって左にお内裏様、右にお雛様という配置になっています。きっかけは、大正天皇が即位の礼において、西洋式に則り皇后陛下の右側(向かって左)に立たれたことだと言われています。現在、全国的に普及しているお雛様の多くはこの「現代スタイル」です。このように、お雛様の並び方を見ることで、いつの時代のスタイルを再現した展示かが分かります。これもまた「ひな飾り」の奥深い楽しみ方の一つです。

「第20回 瑞穂のつるし飾り」で賑わう瑞穂町郷土資料館 耕心館はこちら↓
- 住所
- 〒190-1202 東京都西多摩郡瑞穂町駒形富士山317−1
- 営業時間
- 10:00~21:00
- 定休日
- 毎月第3月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
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※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。





