【瑞穂町】「命がけで太陽を描く」。瑞穂町で画家・池田俊雄氏の圧倒的なエネルギーが満ちる回顧展が開催中!

東京都

瑞穂町郷土資料館「けやき館」にて、地元・瑞穂町在住の画家、池田俊雄氏のこれまでの歩みをたどる特別展 命がけで太陽を描く 池田俊雄 回顧展が、令和8年6月1日から6月30日まで開催されています。

魂を揺さぶる「太陽」と、深く静謐な「人物画」の対比

本展では、看板のメインを飾る鮮烈な抽象画「太陽の気」をはじめ、力強いエネルギーに満ちた太陽の作品群が展示されています。
さらに注目すべきは、太陽と並び、池田氏が深く向き合ってきた「人物画」の展示です。会場には、最愛の妻を異なる色彩とタッチで描き分けた肖像画や、鋭い眼差しから芸術への気迫と強い信念がひしひしと伝わってくる自画像「意地」などが並びます。
一人の女性が歳を重ねていく姿や、人間の内なる感情、多様な魅力が、豊かな表現力でドラマチックに描き出されています。
独自の抽象画から、情熱あふれる風景画、そして人間の生命力を捉えた人物画まで、池田氏が50年以上にわたり命がけで紡いできた芸術世界を、ぜひ会場で体感してみませんか?

【開催概要】
展覧会名:特別展 命がけで太陽を描く 池田俊雄 回顧展
会期:令和8年6月1日(月)~ 6月30日(火) ※会期中休館日:6月15日(月)
開館時間:9:00 ~ 17:00
会場:瑞穂町郷土資料館 けやき館(2階 展示ギャラリー・会議室2)
入場料:無料
主催・お問い合わせ:瑞穂町郷土資料館 けやき館

2026年6月 池田俊雄 回顧展10-5

 「命がけで太陽を描く」

左は燃え盛るような黄色い背景にそびえる「教会」、右は鮮烈な光を放つ太陽のもとに佇む「レストラン」です。どちらも力強い筆致と圧倒的な色彩が心に響きます。2026年6月 池田俊雄 回顧展2 左側は、厚塗りの油彩でダイナミックに描かれた抽象的な風景画「冬の軽井沢」です。凍った川と遠くの山、そして重く垂れ込めた雲が、力強い筆致で表現されています。右側は、対照的に明るく鮮やかな色彩で描かれた人物画です。池田さんにお聞きすると、この女性は奥様とのことです。女性の肖像が、ポップでカラフルな幾何学的な背景の中に佇んでおり、現代的な雰囲気を醸し出しています。どちらの作品も、独自の視点と豊かな感性で見る人を魅了します。2026年6月 池田俊雄 回顧展3 左は激しく美しい太陽に魅せられて描かれた「美しい朝」で、渦巻く黄色い光と赤い太陽が印象的です。右は、太陽が放つエネルギーを同心円で表現した「波動」です。どちらも力強い色彩が心に響きます。2026年6月 池田俊雄 回顧展4 右は荘厳な光が降り注ぐ「神聖な朝」、中央は鮮烈な黄色が渦巻く「朝が来た(染谷家蔵)」、左は燃え盛る情熱的な輝きを放つ「夏の太陽」です。どの作品も太陽の圧倒的なエネルギーが響き渡ります。2026年6月 池田俊雄 回顧展5 生命力あふれる「トウモロコシ畑」を描いています。力強く伸びる緑の葉の上で、鮮烈な青い太陽が眩いばかりの黄色い光を放ち、自然の圧倒的なエネルギーを感じさせます。2026年6月 池田俊雄 回顧展6 右は巨大な影が夕日に映える「ガスタンク」、中央は燃える空に無骨なシルエットがそびえる「セメント工場」、左は黄金色の光が道を照らす「中仙道」です。力強い筆致と夕景の美しさが響き合います。2026年6月 池田俊雄 回顧展7 満ち溢れる生命力を表現した「太陽の気」です。中心の鮮やかな緑からピンク、黄、青へと広がる同心円が、黒い背景の中で強烈なエネルギーを放ち、見る者を惹きつける力強さを持っています。2026年6月 池田俊雄 回顧展8 右は咲き誇る桜がまばゆい光と溶け合う「満開(桜)」です。華やかな色彩が画面いっぱいに躍ります。左は寒冷な大地を包み込む情熱的な空が美しい「冬の朝」。太陽のエネルギーが、対照的な季節の輝きを響き合います。2026年6月 池田俊雄 回顧展9 自身の作品の前に佇む画家の池田俊雄さん。鮮やかな色彩と大胆な筆致を特徴とする独自の抽象画の世界を築き上げたその作品は、自然のエネルギーや内なる感情を表現しており、観る者に強烈な印象を与えています。

2026年6月 池田俊雄 回顧展10-12

画家の池田俊雄さん

優しくもドラマチックな人物画の世界

隣の展示室の入り口には、奥様を描いた肖像画が展示されています。鮮やかな緑の衣装を身にまとった女性が佇む姿が、カラフルでポップな背景とともに優しく描かれています。2026年6月 池田俊雄 回顧展A それぞれの作品が異なる色彩とタッチで女性の佇まいを捉えており、一人の女性が歳を重ねていく姿と、その多様な魅力が展示室を満たしています。2026年6月 池田俊雄 回顧展B

2026年6月 池田俊雄 回顧展C

2026年6月 池田俊雄 回顧展D

太陽・人物、そして「植物」へ

池田俊雄さんのご説明によると、近年では植物画も描くそうです。右は独特な実と葉の躍動感が目を引く「洋種やまごぼう」、中央は赤背景に黄色が鮮烈に映える「向日葵」、左は鮮やかな花弁が凛と佇む「アイリス」です。植物たちの力強い生命力が画面から響き渡ります。2026年6月 池田俊雄 回顧展E 右は鮮烈な黄色い背景に独特の屋根の稜線が美しくそびえる「国宝・正福寺」。中央はカラフルな背景の中に黒髪の女性が凛と佇む「奥様の肖像画」です。そして左は、鋭い眼差しと力強い筆致から画家の並々ならぬ気迫と信念が画面全体からひしひしと伝わってくる自画像「意地」。風景、最愛の妻、そして己の魂。それぞれ異なる対象に向き合いながらも、底流する圧倒的な生命力が観る者の心を揺さぶります。2026年6月 池田俊雄 回顧展F

取材した当日に展示会場にて、1枚1枚丁寧に作品のご説明をしてくださった画家の池田俊雄さん、取材にご協力いただき本当にありがとうございました。

特別展「命がけで太陽を描く」池田俊雄 回顧展が開催されている瑞穂町郷土資料館けやき館はこちら↓

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